＜巨・広12＞大勢（右）と中川が1軍に合流（撮影・篠原岳夫）

　日本野球機構（NPB）は30日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を公示。巨人は一挙に6人を入れ替えた。 　左膝痛で4月14日に登録抹消となっていた中川皓太投手（30）が77日ぶり、右肩の違和感で5月4日に登録抹消となっていた大勢投手（25）は57日ぶりの1軍復帰。畠世周投手（30）は2022年以来2年ぶりの1軍復帰となった。 　また、ここまでセ・リーグ最多タイの19ホールドを挙げているドラフト1位ルーキーの西舘勇陽投手（22＝中大）がプロ初抹消。赤星優志投手（24）、又木鉄平投手（25）も登録抹消となった。 　西舘はここまで全てリリーフで26試合に登板し、1勝2敗19ホールド1セーブ。中川抹消後、主に8回を担当していたが、6月は登板した6試合のうち3試合で失点と疲れが見え、5月は0.00だった月間防御率が6月は7.71までハネ上がっていた。シーズンを通しての防御率は3.57。 　巨人が同日に一挙6人の入れ替えを断行するのは5月7日（平内、泉口、秋広を登録、横川、中山、梶谷を抹消）と6月13日（又木、増田陸、萩尾を登録、山崎伊、堀田、中山を抹消）に続いて今季3度目。