岐阜県農業高校生海外実習派遣団がブラジル訪問 「風景に圧倒」「百聞は一見に如かず」
松木仁美さん(ひとみ、飛騨高山、17歳)は「黒毛和種を専攻しているので、水牛の体形がゴツゴツして、顔つき、角の付き方などが全く違うことが興味深かった」、小林侑世さん(ゆうせい、飛騨高山、16歳)は、「水牛の大きさ、骨格がすごい。牛乳の乳脂も高く、飲むヨーグルトみたいで、とても美味しかった」と目を輝かせた。 引率副団長の井ノ浦慎司さん(岐阜農林)は「北海道でも見られないような、遠くまで見渡せる風景に圧倒された。日本ではできない事ばかり見せてもらった」、引率団長の水野歩(あゆみ)さん(恵那農業)も「教科書に書いてある内容を、ここで実際に目の当たりにした。例えば100mのピボットの巨大さは写真では分からない。百聞は一見に如かず。実際に見ることの大事さを痛感した」と述べた。 一行は7月20日に日本を出発。最初は米国、次にブラジルやオランダを巡り、8日に帰国した。