鉄道の切符や定期券でバスも利用可 JR予土線でモーダルミックス実証実験、10月5日から(愛媛)
JR予土線の愛媛側区間で10月5日から、鉄道と路線バスを連動させるモーダルミックスの実証実験が始まる。JRの切符や定期券を持っていれば、追加料金なしで沿線のバスが利用できる。共通運賃化によって朝夕の通勤通学時の公共交通の選択肢を増やしつつ、列車の運行がない時間帯の移動の利便性を向上させるのが目的で、実験を2025年1月31日まで続ける。 県が南予南部共創型交通アクセス向上事業として予算を拠出し、JR四国と宇和島自動車が連携する。対象区間は予土線の宇和島駅―松丸駅間で、路線バスの虹の森公園前線と日吉・野村線が並走している。JR四国が運営するチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」の利用もできる。
愛媛新聞社