山崎賢人、『キングダム』で大沢たかおと過ごした7年間は「濃厚で忘れられない大切な時間」
俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が12日、映画『キングダム 大将軍の帰還』初日舞台あいさつに、共演の吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督と共に出席。大沢と過ごした7年間の思いを語った。 【写真】大沢たかお、感謝! 山崎賢人&吉沢亮と3ショット 本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢)の活躍を壮大なスケールで描く人気漫画「キングダム」(原泰久/集英社)の実写化第4弾。前作から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスを描く。 信を演じてきた山崎は「1作目、撮影時期から考えるともう7年くらい、ずっと『キングダム』と、信と一緒に生きてきたので、今回の最終章に向けていろんなものを積み重ねていきました」と述懐。「スタッフ・キャストみんなで熱い思いを持って積み重ねていったものがついにみなさんに見てもらえる日が来たと思うと本当にうれしいです」と公開の喜びをかみしめた。 大将軍・王騎を演じた大沢と過ごしたこれまでの時間について、山崎は「信が天下の大将軍を夢見て王騎将軍からいろんなものをいただいたように、自分も信を演じていく中で、大沢さんの王騎将軍から本当にいろんなものをいただきました」と告白。「キングダムを象徴するような、王騎将軍というとてつもなくでかい存在の大沢さんが近くにいてくださることで、さらにどんどんおもしろいキングダムを作っていこうという気持ちになっていきました。7年間、すごく長かったんですけど、濃厚で忘れられない大切な時間です」と思いを言葉にした。 大沢は、山崎と吉沢について「この2人は、ここにいるとすごく優しい青年なんですけど、現場で会うと恐いくらい目がギラギラしていて。本人たちがいなくなる。本当に信であるし、えい政である」と話し「7年一緒に過ごして、会うたびに俳優としても人間としてもかっこよく、魅力的になっていって。いつの間にか彼らの方が輝いているんじゃないかって不安になったりもするんだけど、同時にうれしかったりもして」としみじみ。「キングダムはこの2人を軸にした話なので、本当にこの2人と仕事ができてよかったと思うし、王騎をやっても彼らから受けたものが大きい。彼らじゃなかったら自分の王騎ってできなかったと思うし、本当に感謝しています」と2人に感謝を伝えた。