【巨人】先発・堀田賢慎が6回途中無失点で2勝目「チームとしても勝てたというのが大きい」
◆JERA セ・リーグ 中日1―4巨人(8日・バンテリンドーム) 巨人の堀田賢慎投手が、4月13日の広島戦(東京D)以来、今季2度目の先発で、6回途中まで投げて6安打無失点で2勝目を挙げた。先発での白星は22年8月5日のヤクルト戦以来となった。「先発で勝ちがつくのは自分も抑えて、野手のみなさんに点をとってもらって、うまくかみ合わないと勝利は取れないと思うんですけど、そこが今日はかみ合ってチームとしても勝てたというのが大きいかなと思います」と笑顔で語った。 堀田は、1、2回を3者凡退と好スタート。「今日は真っすぐが最初は抜けていたんですけど、勝負所で追い込んでからはちゃんと投げ切れたかなとは思います」。その後は走者を背負いながらの投球となったがゼロを並べた。1―0の5回には安打と四球などで2死満塁のピンチ。それでも2番・田中を146キロ直球の1球で二ゴロに打ち取り無失点。6回2死一塁で降板となったが、先発としての役割を全うした。ただ「中継ぎの負担も、中継ぎをやってたので分かるのでそこでもう少し粘れるように先発としてはやっていきたいと思います」とイニング途中で降りたことを反省した。 昨冬の台湾WLで計測した自己最速157キロの直球はこの日は148キロで「練習中も内海さんと話していてもう少しほしいなって話はしているんですけど、いきなり上がることはないので。良い感覚があるのを積み重ねてやっていこうと話している。今後も変えずに継続してやっていこうと思います」と振り返った。
報知新聞社