がん治療中のチャールズ国王は忙しく公務へ...。英国ガーター勲章授与式のベストショット
イギリス王室の行事のなかでも最も歴史ある儀式のひとつ、「ガーター・セレモニー」は、ガーター騎士団のメンバーである「勲爵士(ナイト)」たちが、羽根飾り付きの帽子とベルベットのローブ、輝く記章を身につけ、“威風堂々”と行進するイベント。華やかさと物々しさで知られるこの儀式は毎年6月に行われ、新たに叙任されたメンバーへの勲章授与式も行われる。 【写真】金メダリスト、ブレア元首相の妻も出席!ガーター勲章授与式2024のベストショット 王室の公務に従事する主なロイヤルファミリーの大半は、この騎士団のメンバー。今回は、グロスター公爵リチャード王子(エリザベス女王のいとこ)の妻バージット妃が、新たに「レディ・オブ・ザ・ガーター(女性の叙勲士)」として叙任された。 ちなみに、過去8回のセレモニーに出席しているキャサリン皇太子妃(叙任はされていない)は、この日は姿を見せなかった。 がんの治療中で年初から公の場に姿を見せていなかった皇太子妃は、6月15日(現地時間)に行われた君主の公式誕生日を祝うトゥルーピング・ザ・カラーには参加。前日に発表した声明では、「まだ危機を脱したわけではありません」「特に先行きがわからないことについて、耐える方法を学んでいます」と説明していた。ただ、皇太子妃はその声明で、「この夏、いくつかの公務に出席したいと希望しています」とも述べている。 以下、6月17日に行われた儀式でとらえた、ロイヤルやセレブたちの姿をお届け。
行進する騎士団の先頭を歩く、チャールズ国王とカミラ王妃。チャールズ国王は、がんの治療中ながら、トゥルーピング・ザ・カラー以降、忙しく公務をこなしている。
行進する(列の前方から順に)バージット妃、アン王女、ウィリアム皇太子、エドワード王子。ウィリアム皇太子は、2008年にエリザベス女王からガーター勲章を授与されている。
好天に恵まれ、多くのロイヤルファンが会場に詰めかけた。
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