オースティンが先制アーチ&2打点と4番の仕事! 大矢氏「うまく頭の中で描きながら待っていた」と配球を読んだ一打を称賛
◆ 「ジャストミートって言いますか、ほんとにコンパクトに打った」 DeNAがソフトバンクに快勝。連夜の快勝劇で対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。 DeNAのアンソニー・ケイとソフトバンクの石川柊太の投げ合いで始まったゲームは4回、4番タイラー・オースティンのソロでDeNAが先制すると、7回には回またぎの尾形崇斗から宮﨑敏郎がソロで追加点。さらに代わった岩井俊介から、桑原将志とオースティンのタイムリーで一挙4点を奪いリードを5点に広げた。投げてはケイが7回無失点、8回は坂本裕哉、9回はJB.ウェンデルケンのリレーで完封勝ちを収めた。 先制ホームランを含む3安打2打点と4番の仕事を果たしたオースティンについて、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した大矢明彦氏は「変化球でカウントを整えて、ストレートで勝負っていうパターンあったんですよ。それをオースティンがうまく頭の中で描きながら待っていたんで、ストレートを遅れずに、そして外から真ん中に入ってくるようなところをライト方向に打ち返したんで、打球が伸びていきました」と先制のホームランを解説。 もう一人の解説者の斎藤雅樹氏は「1打席目にセンター前を打った時も真っ直ぐだったんですね。ですから今度は逆にもうまっすぐはない、変化球が頭にあるかなっていうところで、インサイドでまっすぐ行ったと思うんですよ」とソフトバンクバッテリーの攻め方を推測。そのうえで「それが甘く来ました。それをジャストミートって言いますか、ほんとにコンパクトに打ったって結果が飛んでいった原因かなと思います」と軽打に徹したオースティンが1枚上だったと分析した。 7回にもダメ押し打を放ったオースティン。欠場した第2戦は打線も迫力を欠いただけに、余計に存在が際立っている。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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