望月慎太郎、初挑戦となる全豪オープン予選1回戦を突破

全豪オープン男子シングルス予選2回戦に進んだ望月慎太郎（写真は2023年「木下グループジャパンオープン」時のもの／写真：田沼武男 Photo by Takeo Tanuma）

今年最初のグランドスラム「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン）男女シングルス予選1回戦が10日に行われ、日本人男子では予選第27シードの望月慎太郎（木下グループ／世界ランク138位）が予選2回戦に進出。島袋将（有沢製作所／同152位）はフルセットの末に敗れた。 【画像】グランドスラム2023で熱戦を繰り広げた日本男子選手たちの厳選写真！ 3試合を勝ち抜けば14日から始まるシングルス本戦の出場権が与えられるグランドスラム予選。1日遅れのスタートとなり、9日から実施されている。 昨年の「木下グループジャパンオープン」（東京・有明／ATP500）でツアー初勝利を挙げ、トップ10を破るなどベスト4の快進撃を見せた20歳の望月は、初戦でニコラス・モレノ デ アルボラン（アメリカ／同151位）と対戦。第1セット第1ゲームを落とすなど計3度のブレークを許した望月は、3-6でセットを落としてしまう。だが、第2セット以降はブレークポイントをすら握らせず。6-0でセットを奪い返すと、最終セットも1-2から5ゲームを連取し、逆転勝ちで予選2回戦進出を決めた。 また、グランドスラム初挑戦となった昨年のウィンブルドン、全米オープンと予選を突破し本戦に足を踏み入れている島袋は、ワイルドカード（主催者推薦）で出場のトリスタン・スクールケイト（オーストラリア／同250位）と対戦。第1セット終盤にリードを奪って7-5でセットを取りきった島袋だが、第2セットは1ブレークアップの4-3から2ブレークを許して4-6でセットを失う。最終セットも終盤で1ブレークを許して3-6と逆転負けを喫した。 11日には、男子シングルス予選2回戦で望月慎太郎（木下グループ／同138位）が島袋を破ったスクールケイトと対戦。女子シングルス2回戦では、内島萌夏（安藤証券／女子同170位）が元世界ランク39位のフィオナ・フェロ（フランス／同154位）と対戦する。