【山口県】[周南公立大]世界アルツハイマー月間にライトアップ 21日・「校舎をオレンジ大作戦!!」
周南市の周南公立大(髙田隆学長)が21日(土)午後5時から9時まで、「校舎をオレンジ大作戦!!」と題してS1号館校舎を認知症の普及啓発のシンボルカラーのオレンジにライトアップする。 同大の主催、周南認知症を支える会、認知症の人と家族の会山口県支部の共催。 この取り組みは国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関 (WHO)が定めた「世界アルツハイマー月間」にあわせて開かれるもの。認知症の啓発活動の一環として「世界アルツハイマーデー」である9月21日前後には、全国各地のランドマークもオレンジにライトアップされる。 この日は同館3階の教室で、認知症について初めて学ぶ人を対象にした「認知症って何? どう接する?」を上映。子どもを対象にした影絵遊び「みんなで作る光の動物園」もある。 1階では認知症介護者との交流・相談会が開かれ、学生が主体となって運営するカフェティアラはこの日に限り午後9時まで営業する。日没以降は館内でプロジェクションマッピングも楽しめる。 校舎はライトアップのほか、近隣の福祉施設の入居者や職員などと一緒に作った竹とうろうも飾って彩る。 人間健康科学部看護学科講師で高齢者看護学が専門の辻麻由美さん(48)は「大学のライトアップは全国的にも珍しい取り組み。地域住民や学生も参加できるのがこの場所で開催する意義。多くの人に知って欲しい」と多様な世代の人に認知症について知って欲しいと望んでいる。 来場無料で、参加者は専用のフォームから申し込む。当日の参加も可能。 来場特典で100人に認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクター「ロバ隊長」のバルーンなどをプレゼントする。 問い合わせは同大人間健康科学部看護学科(0834-34-5454)へ。