西日本で医学部に入りやすい「コスパ最強」の中高一貫校…日能研偏差値53で国公立医学部に24名、私立医学部41名合格の名門校はどこだ
子供を医学部にどうしても入れたいーー。そんな願いを抱く教育ママ・パパは少なくない。今回も、そんな方々向けに学歴活動家のじゅそうけん氏が西日本にある「医学部に入りやすい中高一貫校」を紹介する。首都圏編、北関東・中部地方編と合わせた短期連載全3回の最終回。 【動画】筑波大医学部(医学群)は定員の50%が推薦枠の衝撃…一般入試で医学部に入れない子でも医学部に入れる裏ワザを推薦入試専門家が大暴露!低偏差値でも国立医学部に入れるのか、じゅそうけん、戦記が真実に迫る!
私文卒の限界アラサーなのに医学部に詳しい学歴活動家
私立文系出身の限界アラサーが、医学部合格力の高い学校を紹介していく本コーナーだが、思いのほか好評のようなので懲りずにやっていきたいと思う。 今回も入学偏差値と比較して医学部合格者数が多い高レバレッジな学校を3校ピックアップした。 現状では難関中学への合格は難しそうなものの、将来医学部進学を視野に入れたい地方の教育熱心なご家庭はぜひ参考にしていただきたい。
医学部受験に強い中高一貫校その1は、日能研偏差値53で国公立医学部に24名、私立医学部41名合格の名門校
医学部受験に強い中高一貫校その1は、高田中高だ。 三重県に所在する共学の中高一貫校である。仏教教育を通した人格形成に重きを置いている仏教校あるため仏教の授業や仏教行事も多く、高田派寺院の僧侶を兼職している教員も多い。 こちらは日能研偏差値は53と、東海地方の中受市場では中堅校扱いだが、入学偏差値の割に医学部進学者が多いという特徴がある。 医学部への合格実績を見てみると、今年は国公立医学部に24名、私立の医学部に41名が合格している。
医学部に合格する大半は中学受験組
本校は中学入学組と高校入学組とでは、事実上「別の学校」に通うことになる、という特徴がある。 中高一貫組と高校単独組は基本的に交わることはなく、制服やカリキュラムまで分かれているという。中学入学組と高校入学組の学力差が大きいことで知られており、医学部に合格するのはほとんど中学入学組とのことだ。 中学から6年制コースに入学した場合、中学1年時の担任が持ち上がりでクラスを担当し、一貫した指導がなされることが多い。 つまり、中学受験を経て入学した者は、ハイレベルな環境が6年間維持されることを意味する。長い時間をかけて切磋琢磨することで、高い医学部合格率につながっているのだろう。
プロ野球選手を目指すあの選手もこの学校出身
惜しくもドラフト会議では指名漏れしてしまったが、本校野球部で最速150kmも記録しプロからも注目を浴びた中山勝暁投手は6年制コースの出身だが、野球に打ち込む傍ら学業にも真摯に打ち込み、今春に三重大学医学部医学科に入学したと地元で話題となった。 今後は「医師」と「プロ野球選手」という2つの夢に向かって鍛錬を積むのだという。 医学部に強い進学校から生まれた剛腕医学生の活躍に今後も目が離せない。
じゅそうけん
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