「こんな雑でいいんか」朝ドラ『おむすび』2年ワープに呆れる声…描写なしでスルーされた “天災” に違和感
11月13日、橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』の第33話が放送された。 野球強豪校のエース・四ツ木翔也(佐野優斗)に告白した米田結(橋本環奈)だが、野球部は恋愛禁止のため、携帯メールで応援することに。 【ランキング】「一番つまらなかった」朝ドラ<1位~22位> そして2年の月日が流れ、高校3年の夏。クラスメートたちの進路は決まっていくが、結は何がしたいのかわからず悩む。そんなとき、翔也は結に「決勝戦、観にきてくれないか。絶対に勝って、お前を甲子園に連れていく」と宣言ーーという話が展開した。 このまさかの “2年間ワープ” に、Xでは、 《1ヶ月半近く高1のギャル編をやって、今週3日間だけで高1から高3へ。テンポがおかしい 結が四ツ木君のどこに惹かれたのかよくわからず進んでいる気が》 《1ヶ月半で2年経過か…。日常なんか何もなくても過ぎてくもんだけど、ドラマとしては内容薄いよな。。結が栄養士になる決意をするまでのあらすじにしても粗いような……》 《おむすび、こんな雑な展開でいいんか》 などの声が。 「次週11月18日からの『おむすび』第8週のサブタイトルは『さよなら糸島 ただいま神戸』。物語の舞台は糸島から神戸に移り、いよいよ結が栄養士という夢に向かうことになります。 ですが、スルーされた2年間で、どういった心境の変化があったのかがまったく描かれていないのは、なにか不思議な気がします」(テレビウオッチャー) また、多いのが次のような意見だ。 《おむすびひどいや。福岡西方沖地震はなかったことに?阪神淡路大震災を描いたのに、それはないんじゃない。福岡人にとって、ものすごくショッキングな出来事だったのに…》 《#福岡県西方沖地震 はスルーされたな。米田家は神戸で大きな地震経験して福岡でもそこそこ大きな地震経験している筈なのだが心境とかはどうだったんだろう?》 「2005年3月に発生した福岡県西方沖地震はM7.0で、最大震度は6弱。『おむすび』の舞台となっている糸島市(当時は前原市)でも6弱を記録しています。この地震により福岡市で1人が死亡、9000以上の家屋が被害を受け、糸島市でも負傷者60人など大きな被害がありました。 物語は2004年から2006年に飛びましたが、その間の出来事です。この物語の大きなベースとして、1995年の阪神・淡路大震災の被災経験があるわけですが、それなのに福岡の地震は完全スルーされました。 不自然な感じはありますし、特に地元・福岡の方たちにとっては、納得がいかないかもしれません」(同) この「すっ飛ばし」には《最早阪神淡路大震災すら話の辻褄合わせぐらいにしか使っていない》との厳しい声も。 ギャル編が終わり「ようやく面白くなってきた」との声も聞かれるが、「雑」との評価は否めないかもーー。