【プレビュー】早稲田大出身の楽天・早川隆久とロッテ小島和哉の投げ合いに注目、西武・栗山巧は本拠地で通算400二塁打達成なるか、ほか | パ・リーグ | プロ野球
4月12日~14日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。首位の福岡ソフトバンクホークスはベルーナドームで2位タイの埼玉西武ライオンズと対戦。5位のオリックス・バファローズは4位の北海道日本ハムファイターズを、最下位の東北楽天ゴールデンイーグルスは2位タイの千葉ロッテマリーンズを、それぞれ本拠地で迎え撃つ。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 千葉ロッテマリーンズ
楽天の注目は早川隆久。今季はここまで2試合で0勝2敗、防御率4.26と初勝利を手にすることができずにいる。開幕戦では8回途中1失点と好投も、次の登板では5回5失点と序盤から打ち込まれてしまった。今季はエースとしての活躍が求められるだけに、何としても初勝利を掴み取りたい。 3連勝中のロッテは、小島和哉に注目。ここまで2試合で1勝1敗、防御率1.93と好成績をマーク。開幕戦は5回3失点で敗れたが、5日のオリックス戦では4安打完封勝利を挙げた。早稲田大の2学年後輩である早川との投げ合いを制し、チームの連勝を伸ばしたい。
埼玉西武ライオンズ vs 福岡ソフトバンクホークス
2連敗中の西武は、ベテラン・栗山巧に注目。今季は6試合で打率.167と苦戦しているが、7日の日本ハム戦ではスタメン出場でマルチ安打を記録した。過去14人しか達成していない通算400二塁打まであと1本としており、本拠地ファンの前での大記録達成に期待がかかる。 首位を快走するソフトバンクの注目は、近藤健介。打率.359はリーグトップ、2本塁打は同2位タイ、5打点は同7位タイといずれもリーグ上位の成績をマークしている。2試合で防御率0.64と好投している今井達也との対戦に注目だ。
オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハムファイターズ
オリックスの注目は来日2年目のセデーニョ。今季はここまで12試合で打率.342、4本塁打、9打点と絶好調。直近2試合で3本塁打を放つなど、量産体制に入りつつある。育成出身の大砲に、勝負所での一発の期待がかかる。デビューからの連勝記録がかかる東晃平をアシストしたい。 一方の日本ハムは、売り出し中の6年目・田宮裕涼に注目だ。ここまで9試合で打率.464、2打点の好成績をマーク。4月に入ってからは6試合中4試合で安打を放ち、その全てでマルチ安打を放つなど絶好調だ。強肩巧打、そして俊足が持ち味のブレイク候補の活躍に期待だ。