ソロモン諸島、新首相にマネレ氏 外相から昇格、親中路線継続へ
【シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の議会(一院制、定数50)は2日、新首相に与党などが推したジャーマイア・マネレ氏を選出した。 マネレ氏は、中国と緊密な関係を築いたソガバレ前政権で外相を務めており、親中路線の外交は継続される見通しだ。 4月の総選挙を受け、新議員による首相指名選挙が無記名投票で行われ、マネレ氏が過半数の26を上回る31票を獲得。18票だった野党連合指導者のマシュー・ワレ氏を破った。 マネレ氏は就任後、「国家と国民の利益のために使命を果たす。われわれは一つの国、一つの人民だ」と述べ、団結を呼び掛けた。