ナダル 全米オープン欠場を発表「100パーセントを出し切れない」<男子テニス>
全米オープン
男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は日本時間8日にSNSを更新。8月26日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を欠場すると発表した。 【錦織 圭、シナーらナショナルバンクOP組合せ】 38歳のナダルは負傷の影響もあり今季での現役引退を示唆しているなか、前週行われたパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)に単複で出場した。シングルスでは1回戦を突破したが、2回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に屈し敗退。ダブルスではC・アルカラス(スペイン)とペアを組み“ドリームペア”として参戦し、2試合に勝利。ベスト8で大会を去っていた。 オリンピック後は全米オープンにエントリーしていたが、今回、自身のコンディションが100パーセントではないことから欠場を決めた。次戦は9月20日から22日にかけて行われるレーバーカップ2024(ドイツ/ベルリン、室内ハード)となる。 ナダルのSNSでのコメントは以下の通り。 「今日は、素晴らしい思い出の場所である今年のUSオープンへの出場を断念したことを皆さんにお伝えします。ニューヨークで行われた、あのエレクトリックで特別なナイトセッションが恋しくなるけど、今回は自分の100パーセントを出し切れないと思います。特にアメリカのファンのみんな、ありがとう。素晴らしい全米オープンが開催されることを祈っています!次の大会はベルリンで行われるレーバー・カップだ」