【軽米町で鳥インフルエンザ確認】県が殺処分進める 今月2日には盛岡でも確認 岩手
TVIテレビ岩手
軽米町の養鶏場で飼育されているニワトリから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、県が殺処分を進めています。 県内では今月2日にも盛岡市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されています。 県によりますと、4日、軽米町内の養鶏場から「死ぬニワトリの数が増えている」などと報告を受け、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるとして遺伝子検査を行った結果、10羽のうち9羽が「陽性」となりました。 県は、この養鶏場で飼育されている食肉用のニワトリおよそ5万羽の殺処分を5日午前9時すぎから進めています。また、養鶏場から半径3キロ以内にある2つの農場で飼育されているおよそ17万羽の移動を制限、半径10キロ以内にある65の農場のおよそ383万羽と卵についても搬出を制限するなど、感染拡大を防ぐ措置を講じています。 周辺の養鶏場での異常は確認されていないということです。 県内では、今月2日にも盛岡市内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されていますが、県は「直接的な関連はない」としています。 盛岡の養鶏場のニワトリおよそ12万羽の殺処分は、5日午前1時に完了したということです。