<センバツ・頑張れ広陵!>部員支える「食堂ごはん」 1日5000キロカロリー超、バランス考え提供 /広島
春のセンバツに向けて練習に励む広陵の選手たち。心身ともに伸び盛りの部員を支えるのは3度の食事だ。 1、2年約80人が暮らす「清風寮」では、たんぱく質や食物繊維をしっかり取れるようバランスを考えたメニューが提供される。ある日の昼食は焼きうどんにコロッケ、サラダ。これに山盛りのご飯を加え、1日当たり約5000~6000キロカロリーを摂取し、厳しい練習に耐えられる体をつくっていく。 新型コロナウイルスの感染防止対策で、食事中の会話は控え、黙々と口に運ぶが、食後に食器を返す時は必ず大きな声で「ごちそうさまでした」とお礼を言う。長江蔵之助選手(1年)は「おいしい食事を作ってもらったことと、たくさん食べて野球ができることへの感謝を忘れないようにしている」と話す。 2017年の夏の甲子園準優勝時は、ステーキが振る舞われたことも。センバツで優勝したら何が食べたいか問うと「すしが食べたい」「焼き肉がいい」「大盛りパフェ」と盛り上がった。【安徳祐】