厳しい残暑続き困惑の声も 秋の味覚にも影響が…
橋本園 橋本保代表 「これです。これ、焼けちゃってるんです」 鳥取市の梨農園では、表面が黒ずみ傷んでしまった梨が。味は申し分ないということですが、別の品種でも一部の梨が日に焼けすぎて変色してしまったといいます。 橋本園 橋本保代表 「まだ夏ですもんね。9月中旬にもなるのにね。これはちょっと異常」
こうした食材を救おうと、東京スカイツリーで11日から行われているのが夏祭りの縁日のようなイベント「ふるさとおー縁日」です。(11日~13日) 焼き芋にアイスをトッピングしたひんやりスイーツ(訳あり焼き芋onアイス500円)や、長野県のフルーツ農園が用意したのは高級品種のシャインマスカットなど3つの味を楽しめるブドウ(バラバラくん3色セット400円)です。
実はこのブドウも… 信州うちやま農園 内山俊政代表 「訳あり品ってことで持ってきました。夏暑すぎると夜も暑い。そうすると寒暖差で例えば赤ブドウが色つくんですけど、寒い時間がないと、ちょっと色も全然上がってこない」 この夏の記録的な猛暑などの影響で色がしっかりつかなかったなどして、商品としては出荷できなくなってしまったというブドウ。味にはほとんど影響はないということですが、農園では今年、1トン以上廃棄するほど影響を受けたといいます。 信州うちやま農園 内山俊政代表 「(訳ありでも)まずはみなさんの目に1回触れてもらって、食べておいしければ、これがそのメジャーになっていけば」 訳ありのものでも食べてもらえるよう、新たな販売方法を模索するということです。 この季節外れの異常な暑さ、関東地方では来週にかけても続く予想です。また、10日に発生した台風13号の影響で、3連休にかけて大気が不安定な状態が続くため、急な雨や雷などにも注意が必要です。