マカオでロシア人の女2人に違法売春支援提供…中国人の男2人逮捕
マカオ治安警察局は9月17日、マカオでロシア人旅客の女2人に対して違法売春活動の支援、手配を提供したとして20代と30代の中国人(中国本土居民)の男2人を逮捕したと発表。 同月12日、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)の警備員から館内で男1人と女2人が通行人に声をかけているのを発見し、違法な売春活動の疑いがあるとして3人を警備室へ移送した後、同局へ通報し、駆けつけた警察官に身柄を引き渡したとのこと。 同局の調べに対し、男は”親戚の男”に誘われ、ロシア人の女2人の違法売春活動を支援するためマカオ入りした後、すでに3回の客引きに成功し、親類の男から成功報酬を得ていたと供述。ロシア人の女2人は違法売春行為を否定したという。
その後、同月14日に上述の”親類の男”をコタイ地区で逮捕。この男は先に逮捕された男について知らないと供述し、違法売春支援も否定したとのこと。ただし、男は違法売春支援により得たとみられる現金を所持しており、同局は捜査で得られた情報を総合判断した結果、男2人の関与は明白であり、両人を売春管理罪で検察院送致する方針。 また、上述のロシア人の女2人はいずれも20代で、旅客の身分に不相応な活動に従事したとして同局の出入境管理部門に身柄を引き渡し済みとした。