「なんか怖い…」”ボロ家”報道の『いなば食品』 “怪文書”的プレスリリースのウラに「女帝の影」
新入社員の寮が雨漏りしている超ボロ家だったことや、給料の条件にウソをついて募集していたなど、会社のブラック体質が一部で報じられた「いなば食品」は4月12日、公式サイトに謝罪コメントを掲載した。 【写真あり…】三遊亭圓歌の「壮絶パワハラ」を弟子が実名告発しようと思ったワケ 中でも《実は、》という2文字から唐突に入り、 《10月26日に間質性肺炎の急性増悪で緊急入院し、1月10日に死亡、2月》 で改行され、 《1日に社葬となった副社長で、いままで本件の一切の担当責任者だった総務》 で改行。続いて 《部長がこの入院期間中の詳細な指示が酸素吸入による呼吸困難でほぼできず、》 で改行という具合に、一般人の想像を超える場所で不自然に改行され非常に読みにくい構成になっている。しかも亡くなった副社長の病状を公開した上で、“酸素吸入による呼吸困難”というよく分からない表現でつづられている。 「おそらく“逆らったら終わり”と言われている社長夫人で“女帝”である稲葉優子会長が書いた文章をそのまま貼り付けただけのものを発表したのではないでしょうか。普通なら広報などの部署が文章を添削するはずですが、それができなかったというところを見れば、“女帝”の権力が、どれほど強大かがうかがいしれます。 しかしその後Xなどで取り上げられ話題になったことで、読みやすい文章に変更されました。ただ、内容そのものはさほど変わっておらず、“ボロ家シェアハウス”はすべて急逝した副社長のせい、ということになっていました」(全国紙記者) 当初の謝罪文が発表されると、SNSでは 《いなば食品のニュースリリースの文章、マジで日本語として成立してないのが怖すぎる》 《日本語がまったく理解できなかった。なんか怖いのでもう買うのやめよ…》 と、不気味だという声が相次いだ。 しかしその後修正されると 《改行と酸素吸入とかの激ヤバ表現は修正されてまともな日本語になっている。金曜深夜に会長の原文を最大限配慮しつつ校正した担当者の心情を考えると泣けてくる》 と社内の混乱ぶりに同情の声も上がっている。 ツナ缶やネコ用のエサ『ちゃおちゅ~る』などが大ヒットしている『いなば食品』。今回の報道をきっかけに、同族経営者の弊害が改善されればいいのだが……。
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