アースモンダミンでの小祝さくら（撮影／有原裕晶）

明日からミネベアミツミ レディス2024が開催される。2023年大会は地元北海道で優勝を果たした小祝さくらをはじめ注目プロや2023年大会のプレーバック、会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

7月4日（木）～7月7日（日）ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ2024

2位の穴井詩に3打差をつけて優勝を果たした。（撮影／有原裕晶）

会場：真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)／18ホール、6667ヤード、パー72） 賞金総額：1億円、優勝賞金：1800万円　 昨年大会覇者の小祝さくらは、ミネベアミツミ所属の菊地絵理香、ルーキーの政田夢乃と同組で回る。注目の組み合わせは3人ともに、北海道出身。また前週の資生堂レディスでツアー初優勝を飾った桑木志帆は、ともに今季優勝者の岩井千怜、大里桃子と同組になっている。

◇プレーバック2023

優勝を決めたパット（撮影／有原裕晶）

小祝さくらが2打差の単独首位から出て3バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算12アンダーで逃げ切って23年シーズン初優勝を挙げた。最終日に17番で6mを沈めたほか、17番は15m近いロングパットを沈めて「2mは入らないけど、それは入るんだって逆にビックリした。分からないものです」と笑っていた。4日間を通じて平均29パット、パーオン率は全体5位の75％(54/72)だった。

主な副賞

2023年の副賞としてハワイホノルルビジネスクラス ペア往復航空券

2024年大会の優勝副賞では高級車ランドローバー「DEFENDER」が贈られる。2023大会では「あこや真珠のネックレス」「ハワイホノルルビジネスクラス ペア往復航空券」「セイコーSTGF277 」などが贈られた。

プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手

「今年で2回目の開催となるミネベアミツミ レディスですが、本州とは異なり洋芝となっています。フェアウェイはアップダウンが強く、2打目は打ち上げとなるホールが多いです。ラフは少し短くなっているので、ハイスコアでの優勝争いが期待されます。前回優勝は小祝さくら、2位タイの菊池絵理香、5位の宮澤美咲は北海道出身のため、今大会も洋芝に慣れている北海道組、先週優勝している桑木志帆に注目したいですね」（中村）

◇小祝さくら

アースモンダミンカップ2024にて　（撮影／有原裕晶）

プロフィール 勝みなみや吉本ひかると同じ2017年89期生。2019年から毎年優勝を飾る。前回大会では3打差をつける圧倒的な勝利を見せつけた。2024年「ヤマハレディースオープン」では最終日に首位と5打差から逆転して10勝目。月曜決着となった同年「アース・モンダミンカップ」で11勝目をあげている。 2024年度スタッツ（2024年7月3日時点） メルセデス・ランキング：3位／平均ストローク：70.0（3位）／パーオン率：73.6％（3位） 中村修からのコメント まず注目したいのは前回大会優勝者の小祝さくらですね。北海道出身ということもあり、芝に慣れていますが、洋芝、野芝関係なくいつも安定感のあるゴルフが特徴です。「開幕からショットが安定しています」と良い調子で来ています。また連覇に向けて「ディフェンディングチャンピオンとして地元北海道を盛り上げられるよう頑張りたい」と意気込んでいたのが印象的です。