「しっかり認識した上でやっていきたい」西武・後藤高志オーナー 歴史的な不振の中で受け止めるファンの思い
◆西武4―0日本ハム(1日、ベルーナドーム) 西武が今シーズンの本拠地ベルーナドームでの最終戦を快勝で終え、試合後には後藤高志オーナーが取材に応じた。 ■これが勝負の世界…増田達至の最終登板【動画】 今季の西武は開幕から低迷。5月下旬には松井稼頭央監督が休養する事態となった。渡辺久信GMが監督代行を兼ねて再スタートを切ったものの、前身の西鉄時代だった1971年に記録したシーズン84敗の球団ワースト記録を更新。3年ぶりの最下位が確定するなど、極度の不振に陥ったシーズンとなった。 苦しいチーム状況に対して、ファンからも一層のサポートを求める声が上がっているのも事実だ。こうしたことを踏まえて後藤オーナーは「私とすれば、あるいは球団とすれば、グループをあげてバックアップしてるつもりではあるけれど、やはりファン目線で見た時にはまだもっとやってもらいたいという気持ちがあるのは、それは十分理解してますし、最終的には成績が全てですから、そういったことはしっかりと謙虚に受け止める必要があるだろうと思います」などと話した。 その上で「インフラ整備にはかなり力を尽くしてきたつもりです。ただ、ファンの方からもそういうご指摘を受けてるということは、やっぱりしっかり認識した上でやっていきたいと思う」と来季の巻き返しに向けて一層のバックアップを示唆した。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社