『フォールガイ』ライアン・ゴズリングインタビュー「スタントで落下して、引きずられたよ」
8月16日(金) に公開される映画『フォールガイ』より、主演を務めるライアン・ゴズリングのインタビューが到着した。 【全ての画像】『フォールガイ』場面写真&メイキングカット(全17枚) 本作は、80年代のテレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』から題材を得た作品で、ハリウッドで自身もスタントマンとして活躍していたデヴィッド・リーチ監督による、あらゆるスタント技術を詰め込んだリアリティ溢れるアクション映画だ。 一線を退いていたスタントマンが、元カノの頼みで失踪した俳優を探すうちに事件に巻き込まれてしまう。スタントマンとして超一流の能力を持ちながら、元カノにはめっぽう弱い主人公コルト・シーバース役をライアン・ゴズリング、元カノ役をエミリー・ブラント、失踪した俳優役をアーロン・テイラー=ジョンソンが演じる。
ライアン・ゴズリング インタビュー
──スタントマンを演じることについて 僕の初期の俳優の仕事のひとつに、『ヤング・ヘラクレス』という子供向けのアクション番組があった。その番組では、僕を担当するスタントマンがやってきては、危険を冒してまた消えていく。それがとてもクールだと思った。だから、スタントマンにスポットライトを当て、彼らの仕事ぶりについて描く作品に参加できるのは、とてもエキサイティングなことだった。 ──デヴィッド・リーチとの仕事について デヴィッド・リーチの作品に出演することは、彼のファンだからとても興奮したよ。本物のアクション映画を作る人たちと一緒に映画を製作できるということだからね。 ──主人公コルト・シーバーズについて この映画は、映画を作ること、そして映画を作る人々について描いている。ヒーローそのものではなく、そのヒーローを演じる人たちをね。そして、僕が演じるコルトはいろんな意味で普通の男なんだ。親しみやすくて、喪失感に苦しんでいて、帰るべき道を見つけようとしている。それでいてたくましくて、厳しい状況でも決してあきらめない、僕たちがそうありたいと願うような人物なんだ。 ──本作でのスタントについて この映画で、自分のスタントを一切やっていないと言える初めての俳優になれて嬉しかった。スタントマンに敬意を表し、その仕事にスポットライトを当てるのだから、彼らの得意なことをやらせてあげたかったんだ。でも、彼らが日々取り組んでいることを理解するために、自分でいくつかのスタントをすることも重要だった。僕は高所恐怖症だってのに、12階から落下するっていうスタントがあったんだ。でもチームを信頼していたからね、そのスタントをやった後、恐怖を克服できるかもしれないと思ったし、実際克服できたよ。 ──人々を幸せにする映画作りについて この映画の好きなところは、観客を幸せにするために存在しているということだ。私たちは自分たちの仕事が大好きで、この仕事ができて幸せだと感じているし、世界最高の仕事だと信じている。撮影現場では毎日、観客にハッピーな体験を提供し、忘れられない体験をしてもらうことを目指したよ。 <作品情報> 『フォールガイ』 8月16日(金) 全国公開