高知初のJリーグ参入を決めた高知ユナイテッドSCが12月22日に吉本岳史監督の退任を発表しました。 新監督には元日本代表の秋田豊氏が就任します。 高知ユナイテッドSCは22日に会見を開き、吉本岳史監督が今シーズン限りで退任することを発表しました。 高知県四万十市出身の吉本監督はJ1・名古屋グランパスなどでプレーし、2022年から高知ユナイテッドの監督に就任。 就任3年目の今シーズンはJFLで過去最高の2位となり入れ替え戦に臨んだすえ、高知県初のJリーグ入りに大きく貢献しました。 会見に吉本監督の姿はなく「ご納得いただけない方もいると思っています。それでも、いつか私の選択が大切な地元・高知に何かを返すことができると信じてこの決断に至りました」と、クラブの公式サイトを通じてコメントを発表しました。 また、後任の監督には元日本代表DFの秋田豊氏が就任すると発表されました。 秋田豊氏は愛知県出身の54歳。 鹿島アントラーズや名古屋グランパスなどでプレーし、1998年のW杯フランス大会や2002年の日韓大会と2大会連続で日本代表として活躍しました。 現役引退後は京都サンガFCや町田ゼルビアの監督を歴任し、2021年には当時J3だった、いわてグルージャ盛岡をJ2昇格に導きました。 高知ユナイテッドは秋田新監督のもと、来年2月から初めてのJリーグを戦います。