鳥取・八東フルーツ観光園でリンゴ狩り 地元の味覚を時間無制限食べ放題で
八頭町「はっとうフルーツ観光園」(八頭町)で現在、リンゴ狩りが行われている。(鳥取経済新聞) 【写真】はっとう「リンゴ園」 同園の嶋田聡子さんは、地域おこし協力隊に参加し、同地域のまちおこしに携わる中で同園を引き継ぎ今年で5年目を迎える。「最初は地域おこしのために農業に携わりたいと思い、『道の駅はっとう』で世話になった。そこから、50年以上続くこのリンゴ園を前の園主から引き継ぎ、そうした流れや縁もあり、道の駅の駅長にもなった」と話す。 嶋田さんは「昔は八東と言えばリンゴというほど盛んだったが、高齢化などで規模が縮小し、八頭町に合併された。その際に『フルーツの町八東』を掲げ、地元のフルーツを楽しめるように幼稚園や福祉施設、一般の方などを広く受け入れている。スーパーなどに並ぶリンゴは青森や長野のものが多く、意外と地元の味を知らない人が多いように感じる。「地元で食べられる、もぎたてのリンゴと、赤い実が成るリンゴ園の風景の2つを特に体験してもらえれば」と来園を呼びかける。 リンゴ狩りで取れる品種は「秋映」「早生ふじ」「ふじ」の3種。「今年はカメムシの影響で見た目が整わないものもあったが、味は良い仕上がり」だという。 開園時間は10時~16時。園内では時間無制限、食べ放題。持ち帰りは1キロ600円~。11月17日まで。
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