井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が共演。甲斐さやか監督が独特の世界観で描く「徒花-ADABANA-」
三浦透子
演出の際に選んでくださる甲斐監督の言葉がとても好きでした。観終わったあと、自分の心臓の音がより強く大きく聴こえたような気がします。今まで意識の外にあったものに、自然と目を向けたくなる、そんな感覚が残ります。必ず映画館で観ていただきたい作品です。
斉藤由貴
母という、この切なくも美しきもの 母という、この切なくも恐ろしきもの 愛という業を腕(かいな)に抱きしめ、ひっ抱え、弱さも狡さも鬼の残酷も身体の奥にひっ抱え ただひたすらに、子のために、ただひたすらに、己の思いを遂げるために。 甲斐さやか監督のディレクターズステイトメントを拝読した時、監督の深き思いに胸打たれました。と共に、その透徹(とうてつ)した眼差しの向こうにある「この映画の完成形」に想いを馳せるというより、私はただ、追憶の物語の中に、母として無垢に存在していようと感じました。 今回、甲斐監督の世界に参加でき、心より光栄に思います。
永瀬正敏
甲斐さやか監督の独自で深いメッセージとビジョン、 明確なビジュアルイメージと人物設計、細部までこだわり抜かれた映像と音、、、 短い時間でしたが、再びその世界の中に身を置けた事、幸せでした。 そして今回は更に、演じ手と撮影(写真)二刀流で現場に呼んでいただいた事も感謝しかありません。 甲斐さやか監督 スピードが早すぎて、自分のことも見失いがちな現代。恐れずに自分と向き合い、 どう生きるべきかを改めて考えたい……そのような思いで書いた脚本に、 同じ思いを持つ最高の俳優と最高のスタッフが集結してくれました。 「徒花―ADABANA-」は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです。
「徒花-ADABANA-」
出演:井浦新、水原希子、三浦透子、甲田益也子、板谷由夏、原日出子、斉藤由貴、永瀬正敏 脚本・監督:甲斐さやか プロデューサー:布川均、宮田公夫、ビックァン・トラン、赤澤賢司、上野弘之 キャスティングディレクター:杉山麻衣 撮影:高木風太 照明:後関健太 録音・音響効果:小川武 美術:河島康 編集:山崎梓、ロラン・セネシャル VFX:菅原悦史 衣装デザイン:前田敬子(LOISIR) 劇中アートディレクション:小林和史 助監督:近藤有希 制作担当:久保田辰也 ラインプロデューサー:古賀奏一郎 音楽:長屋和哉 音楽プロデューサー:akiko クリエイティブディレクター:佐倉康彦 タイトルロゴ・宣伝美術:日高英輝 制作プロダクション:ROBOT、DISSIDENZ 配給・宣伝:NAKACHIKAPICTURES ©2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ 公式サイト:adabana-movie.jp