17年経過しても終わらない道路拡幅事業 用地取得が難航…築55年の歩道橋を撤去で目に見える進展へ 那覇市
那覇市の与儀交差点から開南交差点、県立那覇高校までの県道で車線を拡幅する工事にともない、与儀交差点の歩道橋を撤去する工事が11月以降に始まる。 【写真を見る】17年経過しても終わらない道路拡幅事業 用地取得が難航…築55年の歩道橋を撤去で目に見える進展へ 那覇市 撤去される歩道橋は1969年に供用開始されたもの。道路拡幅工事の支障になるため撤去される。すでに仮設の横断歩道が整備されていて、工事終了後もそのまま横断歩道に置き換えられる。 拡幅されるのは開南交差点から与儀交差点までの区間、かつて仏壇仏具店が多く軒を連ねたことから「仏壇通り」と呼ばれる片側1車線の通りと、開南交差点から那覇高校までの合計約800メートルの区間。事業完成後は片側2車線となる。 ただ拡幅工事は、2007年の事業開始から17年が経過しても用地取得が完了していないため、片側2車線での通行が可能となる時期は未定だという。
琉球放送