シュトゥットガルト、ウンダフ買い取るも…ブライトンが即時に買い戻しOP行使と独誌報道「タフな交渉が続く」
シュトゥットガルトはドイツ代表FWデニズ・ウンダフを買い取るも、ブライトンは即時に買い戻しオプションを行使したという。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 現在27歳のウンダフは昨夏に買い取りオプション付きのレンタルでシュトゥットガルトに加入。負傷で出遅れるも、定位置をつかみ公式戦34試合の出場で19ゴール10アシストをマークするなどで2位フィニッシュのチームの快進撃に貢献した。 そんなウンダフだが、以前からクラブ間の契約上、シュトゥットガルトは2000万ユーロ(約34億2000万円)を支払うことで買い取りオプションを行使できるとされていた。一方、先日にはブライトンがそれを数百万ユーロを超える金額を支払うことで買い戻しオプションを行使できるとの条項も盛り込まれているとの報道が浮上。そして、ここ数日間、シュトゥットガルトとブライトンはそれらオプションを行使したようだ。 『ビルト』によると、今後も「タフな交渉が続く」とのこと。「VfBはブライトンを説得するにあたって、来週に向けて新たな(買い戻しオプションを行使の設定額)より高額なオファーを準備する見通し」と指摘しつつ、「ウンダフはシュトゥットガルトに残りたがっており、すでに何度もその意思を表明してきた。それにVfBはすでに選手とは3~4年契約の締結に向けて口頭合意に至っている」と選手本人はシュトゥットガルト残留を望んでいることを伝えている。 バイエルン・ミュンヘン移籍が発表されているDF伊藤洋輝に続き、主将のDFワルデマー・アントンやFWセルー・ギラシ、MFクリス・フューリヒらと数多くの主力メンバーを失う可能性が伝えられるシュトゥットガルト。ブライトンと合意に達し、ウンダフを完全移籍で迎えることができるのだろうか。