川中美幸 紅白のトリを務めた高揚感を告白「アドレナリンが出ちゃって2~3日眠れない…」
歌手・川中美幸が16日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」にゲスト出演した。 川中は2006年の「第57回NHK紅白歌合戦」で紅組のトリを務めた。ナイツの土屋伸之から「トリの時は緊張感って違うんですか?」と聞かれると、川中は「だって両サイドに女性、男性の(出場歌手)揃ってんですよ! もうあの緊張感と、あの気持ちの良さ…」。 北島三郎や和田アキ子、SMAPらが拍手をするなど出場者がみんないる中で「とにかく上下(かみしも)にごあいさつして歌うんです。みんな『頑張って~』って。あの時の映像は、今でも覚えてますけど…。何だろう? これ、もう口ではね、言い表せない。ホントすごかったですね」と振り返った。 それだけの高揚感があっただけに、終了後は空虚な思いに見舞われるという。「あの終わった後の空しさ…。あのスポットはどこ行っちゃったの? ウチ帰ったらみんなと別れるからさびしくなるじゃないですか? 現実になるわけですよ」 それだけに翌日の元日は疲れ果てているというが、「体は疲れてるんだけど首から上はカーっと。アドレナリンが出ちゃって2~3日眠れない感じの。何度も何度も見直すわけですよ。『何でここで泣いちゃったんだろう』とかね」。それだけに、その時に着た衣装には思い入れがあるそうで「あの着物だけは、やっぱり人にあげないと決めてます」と明かした。
東スポWEB