【フェアリーS】エリカエクスプレス調整万全 無傷V2で牝馬クラシックへ
京都マイルのデビュー戦を1番人気で逃げ切ったエリカエクスプレスは、栗東坂路で単走。もう速いところは必要なしとばかりに4ハロン55秒7、ラスト1ハロン12秒5を馬なりでマークした。気負いもなく、切れのいいフットワークで気配は上々。2カ月半ぶりになるが、1週前のCWコースで6ハロン80秒5、ラスト1ハロン11秒2の好タイムを叩き出しており、仕上げに抜かりはない。 「中間はしっかり乗り込んでいる。予定どおり順調にきているし、成長を感じる。前走はスピードの違いでハナへ行ったが、センスがいいので控える競馬もできる」と、植山助手は期待の口ぶり。無傷V2でクラシックの有力候補にのし上がるか。(夕刊フジ)