40年ぶりの新村長は60歳元県職員…大分県姫島村、初登庁で「村民ファーストの意識で仕事を」呼びかけ
大分県姫島村の大海靖治・新村長(60)が26日、村役場に初登庁した。村長の交代は40年ぶり。大海氏は村職員に「村民ファーストの意識で仕事をしてほしい」と呼びかけた。 【写真】10期40年に及んだ「村長人生」を振り返る藤本村長(当時)
大海氏は元県職員。10期務めた藤本昭夫・前村長(81)の後継者として無投票で当選した。
職員から花束を受け取った後、就任式のあいさつで「少子高齢化が最大の課題」として、水産、観光業の振興、働く場の創出などを強調。「職員の意見を聞きながら判断したい」と述べた。
その後、村長室で報道陣の取材に応じた大海氏は「藤本村政の引き継ぐところはしっかり引き継ぎ、新しいことにも職員とタッグを組んでチャレンジしたい」と語った。村長用の机には、これまでなかったパソコンを設置するなど、新たなカラーも見せていた。