「N高」生徒などの個人情報流出か KADOKAWAにサイバー攻撃
出版会社大手のKADOKAWAは、「N高」などの生徒や保護者の個人情報が流出した可能性が高いと発表しました。 クレジットカード情報は流出していないとしています。 KADOKAWAは先月、サイバー攻撃を受けグループ会社ドワンゴの取引先や、従業員の個人情報などが外部に流出していると発表していました。 3日、新たに、グループ会社のドワンゴが教育コンテンツを提供しているN高など、「学校法人角川 ドワンゴ学園」が関わる情報の一部が漏えいした可能性が高いことを確認したと明らかにしました。 角川ドワンゴ学園が運営するN中、N高、S高の一部の在校生、卒業生、保護者の個人情報などが流出した可能性があります。 KADOKAWAは外部漏えいの可能性が高いと認識した生徒や保護者らには、個別にお知らせするとしています。 なお、サイバー攻撃は、ドワンゴのサーバーに対して行われていて、ドワンゴと直接取引などがなかった人については、情報漏えいは確認されていないということです。 KADOKAWAは、再発防止に取り組むとともに、「このような犯罪行為に屈することなく厳正に対処していく」としています。