【上位対決となった後半戦初戦で、痛み分けに終わった鹿島vsG大阪(1)】鈴木優磨出場停止の鹿島は次戦をどう戦うのか。植田直通が「優勝するチームというのは…」と説く総合力
6月26日の第20節から後半戦に突入した2024年J1。2位・鹿島アントラーズは勝ち点37で並んでいるガンバ大阪と本拠地・カシマスタジアムで激突した。 ■【画像】「可愛すぎて無理 尊すぎる」と話題の、J1鹿島・柴崎岳の妻・真野恵里菜が早速購入の「新・鹿島グッズ」■ 6月の代表ウイーク明け以降、アルビレックス新潟、浦和レッズに続けて引き分けた彼らにしてみれば、今回は是が非でも勝ち点3がほしかった。中3日の過密日程に加え、気温が一気に上昇。選手たちにとっては厳しい条件となったが、ランコ・ポポヴィッチ監督もこれまで以上に強度と推進力を前面に押し出した戦いを強く求めた。 前半はある程度、狙い通りの展開に持ち込むことができた。ガンバに支配率で上回られたものの、連動したハイプレスから高い位置でボールを奪う、速く攻めるスタイルが機能。決定機も作った。最たるものが前半25分のシーン。鈴木優磨が福岡将太から最前線でボールを奪い、パスを受けた濃野公人が無人のゴールに蹴り込んだかと思われたが、中谷進之介に間一髪でブロックされ、先制点がフイになってしまったのだ。 「相手がいないと思って、フカさないように枠に入れることだけ考えていたら、相手がいたんで(苦笑)。自分自身があそこで決めていたら勝てた試合だった」と背番号32も反省。この場面が大きなターニングポイントになったのは確かだろう。
■植田直通が説く夏場の戦い方
その後も鹿島は濃野のクロスに仲間隼斗がダイビングヘッドで飛び込んだ44分の得点機などゴールを奪えそうな形を何度か作ったが、前半は0-0で終了。後半突入後は逆にガンバにギアを上げられ、押し込まれてしまう。相手エース・宇佐美貴史も「最後の20分くらいは鹿島も強度が落ちた」と言うように、苦境に直面したのは間違いない。それでも、守備の要・植田直通中心に粘り強く耐え続けた。 「自分たちが後ろに重たくなる時間帯は増やしたくないけど、そうなったとしても失点しないことが大事。特に夏場はしっかりブロックを作って相手を誘い込むやり方も必要。それを今日はできた部分があった」と背番号55も前向きに捉えていた。 最終的に試合はスコアレスドロー。4試合ぶりの無失点試合で1ポイントを確保したことは、今の鹿島にとって最低限の結果と言える。首位・町田ゼルビアがヴィッセル神戸に引き分け、上位陣の順位・勝ち点差が変わらなかったのも朗報。2位を死守したまま30日の次戦・神戸戦に向かうことができるのだ。 そんな彼らに重くのしかかるのが、鈴木優磨の出場停止。ここまで全試合に出場し、10ゴールを挙げているエースFWの不在は非常にダメージが大きい。ポポヴィッチ監督はこれまでの試合や練習でトライしている通り、チャヴリッチを最前線に据えるだろうが、猛暑の日本の夏に慣れていない助っ人FWがどこまで体力的に持つかは未知数。前線からプレスがかからなければ、鹿島らしいサッカーはできない。決定力やチャンスメークといった部分を含めて、「優磨不在時の最適解」を見出していく必要があるのだ。
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