サッカー＝豪代表新監督にポポビッチ氏、Ｗ杯予選で日本と同組
［シドニー ２３日 ロイター］ - オーストラリア・サッカー協会は２３日、辞任したグラハム・アーノルド監督の後任としてトニー・ポポビッチ新監督（５１）が就任したと発表した。契約は２０２６年ワールドカップ（Ｗ杯）まで。 現役時代、オーストラリアの「黄金世代」の一員として活躍したポポビッチ氏はクリスタルパレス（イングランド）やＪリーグの広島などでプレー。代表では５８試合に出場した。 引退後は主にオーストラリアで指導者キャリアを積み、１４年にはクラブ創設２年目のウエスタンシドニーをアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）優勝に導いた。 ポポビッチ氏は記者会見で「サッカルーズ（オーストラリア代表）の指揮を執るのは、夢がかなったようなものだ。この挑戦を楽しみにしている。予選の滑り出しは良くなかったが、まだ時間も試合も十分にある」と意気込みを示した。 オーストラリアはＷ杯アジア最終予選で日本と同じＣ組に属しているが、ここまで２試合を終えて１分け１敗の勝ち点１で５位に低迷。日本は２連勝の同６で首位に立っている。 日本とは来月１５日に埼玉で対戦する。
