1軍への”推薦“も…?巨人、ファームでは好成績を残す選手(2)2年ぶりの1軍でもまさかの”降格“
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月25日時点)
畠世周
・投打:右投左打 ・身長/体重:186cm/82kg ・生年月日:1994年5月31日 ・経歴:近大福山高 - 近畿大 ・ドラフト:2016年ドラフト2位 昨季は右肘のクリーニング手術を受け、プロ入り後初めて一軍登板なしに終わった畠世周。故障が癒えた今季は、ファームで好成績を残しているものの、一軍では1試合の登板にとどまっている。 近畿大から2016年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーは開幕こそ出遅れたが、シーズン途中から先発ローテーションに定着し、13試合の登板で6勝4敗、防御率2.99の好成績を収めた。 プロ1年目から大器の片鱗ぶりを示した畠だったが、翌年以降は度重なる故障に苦しみ、一軍での登板機会が減少。 2021年には中継ぎに転向し、自己最多の52試合に登板したが、翌2022年は27試合と登板数が半減。 昨季は開幕前に行った右肘手術の影響で、一軍登板がないままシーズンを終えた。 今季は二軍で36試合に登板し、防御率1.51の好成績を残しているが、一軍ではわずか1登板のみ。一軍での結果が求められる年齢になっているだけに、残り試合で一軍昇格を勝ち取りたい。
ベースボールチャンネル編集部