プロレス界で話題の“月曜夜の魔法”シーズン3期目開幕迫る! NOSAWA論外ADを直撃①「アメリカ人の友達を呼ぼうとしてる」【週刊プロレス】
NOSAWA論外アシスタント・ディレクターがお届けするNOAH「マンデーマジック」が3期目に突入。10・21新宿を皮切りに11・25新宿まで5大会が組まれている。対戦カード含めて基本的に大会開始まで何が起こるかわからない。これまで“月曜夜の魔法”としてプロレス動画配信サービス「レッスルユニバース」を通してもプロレス界の新しい文化を発信してきた。そんな「マンデーマジック」の3期目が始まる前に論外ADを直撃!(聞き手・井上光) 【写真】NOSAWA論外が困惑するほどくせの強いビッグネームのプロレスラーがそろった2021年の杉浦軍
――昨年秋冬、今年春に続いて「マンデーマジック」3期目の開催が迫ってきました。 論外 ドラマとかと一緒でシーズンを重ねていくほど1回目、2回目と比較されるから苦しくはなってくるよね。ウルトラマンにしても仮面ライダーにしても初代が一番じゃない。 ――刺激にも慣れていますからね。 論外 刺激を求めて、マンデーマジックを立ち上げたわけじゃなくて、これが当たり前というか。年2回の開催だからイロモノ的な感じで見られるのは仕方がないけど、これをもっとポピュラーなコンテンツにしたいんだよね。レッスルユニバースの会員が増えていくきっかけにはなってるし、PPV「レッスルマジック」っていうターニングポイントもあったし、そこで収益にもつなげることができた。NOAHにはこだわらずマンデーマジックっていうレッスルユニバースのコンテンツとして、今回が月曜夜の魔法を浸透させていく上で正念場かもしれないよね。 ――今年5月にPPV「レッスルマジック」両国国技館大会を成功させたことは非常に大きいです。 論外 アレで自信はついたよ。もともと自信はあったけどさ。レッスルユニバースにもっと出資してもらって、団体っていうくくりはよくないけど、レッスルユニバースのコンテンツとして機能して、もっとベースを広げていきたいよね。NOAHに限らず、海外とかにも。 ――レッスルユニバースは全世界で視聴ができますからね。 論外 まだまだ広げていけると思ってるから。とりあえずはアメリカ人の友達を呼ぼうとしてる。来るかわからないけど。来てくれたらいいなぁ…。 ――それは気になりますね。 論外 もちろんそれなりのものは用意してるよ。でも、作り手の感覚としてマヒしてる部分があって。海外の使ったことがない新しい食材を使いたい。 ――名前を聞いたら驚くような選手ですか? 論外 もう有名とか有名じゃないとか関係ないと思うんだよね。今の時代、仮にNOAHにすごく有名な選手が参戦しても、どうやって味つけをするかの問題というか、どのタイミングで料理を出すか。SNS時代になって、昔のUFOとかチュパカブラとかネッシーとか世の中の遊びがなくなっちゃったじゃん。情報がありふれてて、どんないい選手だろうが、初来日のなんだ?って感覚がなくなってきたよね。初来日の選手も来日前からSNSで自分を宣伝しちゃうし。プロレス独特の期待感やワクワク感を生み出すのが難しくなっちゃってるよね。 ――その昔、プロレスには未知の強豪的な選手がいて、一枚の宣材写真でファンはワクワクしていました。 論外 そうそう。 ――それが現在は海外での試合動画がSNSに転がっていない選手はほとんどいません。 論外 日本人の海外遠征とかだって行くこと自体はいいことだと思ってるけど、あまりにも拡散されて日本に届くから凱旋帰国しても新鮮さがなくなってきたよね。昔の海外遠征って消えるのが仕事みたいな部分があったからね。だから、次のマンデーマジックについて、こんな食材があったなとか今ある食材でどんな料理を作ろうかなって考えてますよ。
週刊プロレス編集部
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