【速報】大阪・岸和田市議会で市長への不信任決議案を可決 議会解散か、辞職か、失職か、市長の決断は?
女性との性的関係をめぐる裁判で和解した大阪・岸和田市の永野耕平市長について、市議会で不信任決議案が提出され、可決されました。永野市長は10日以内に、議会の解散か失職の選択をする見通しです。 大阪府岸和田市の永野耕平市長は先月、女性との性的関係をめぐり、解決金500万円を支払って和解が成立しています。 永野市長は6日「女性と不倫関係にあった」と謝罪しましたが、性加害については否定しています。 これを受け、永野市長が所属していた大阪維新の会は離党勧告処分としていて、永野市長は8日付けで離党しています。 9日から始まった市議会で永野市長は改めて性加害を否定し、市長続投を表明していましたが、市議会側が「永野市長の本会議出席を拒否する」申し入れを行い、市長不在で議会が開かれるという異例の事態となっていました。 不信任決議案では、議会に対しては「秘匿」を繰り返したのに所属する政党には一転して不倫関係を認めるなど、議会に対する説明を怠るなどしたことが不信任に至った理由としています。 不信任決議案は20日午前、市長が欠席する中、市議は全員出席し、賛成20反対4で可決されました。
■市役所の前では市長の辞職を求める市民が集まる
市議会開会前には市役所の前に、市長の辞職を求める市民が約70人集まりました。 永野市長は自ら辞職するか、10日以内に議会を解散しなければ、自動失職します。