来月から「やま学の日」開始 市立小・中学校で年3日【山口】
山口市は10月1日から、学校がある日に家族で体験や学びを深められる「家族でやま学の日」を開始する。市立小・中学校計48校が対象で、年3日まで取得できる。 県が進める少子化対策の「こどもや子育てにやさしい休み方改革」の一環。県内の公立学校の児童・生徒が保護者の休暇に合わせ、授業日に校外での体験活動や探究活動を企画し、実行することができる。自然体験や地域の史跡巡りなどを想定している。 活用日は欠席扱いにしない。取得する2週間前までに保護者が学校へ申請する。入学式や卒業式などの行事、定期テストなどの試験日(週間含む)、学校独自の行事など学校が指定する日には申請できない。 市教育委員会は趣旨をよく理解した上で申請するよう呼び掛けている。不受理は想定していないが、内容によっては学校の判断で取得を認めない場合もあるという。