『佐々木、イン、マイマイン』ビジュアル

10月11日(金) に最新作『若き見知らぬ者たち』の公開を控える内山拓也監督の前作『佐々木、イン、マイマイン』が、リバイバル上映されることが決定した。 2020年に劇場公開された内山監督による長編映画『佐々木、イン、マイマイン』。主演の藤原季節をはじめ、細川岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、河合優実、井口理（King Gnu）、鈴木卓爾など、2020年代の映画界を担う期待の新星から実力派俳優まで、幅広いキャストが顔を揃えた青春映画だ。カリスマ的存在だった高校生とその仲間たちのドラマを通して、青春時代特有のきらめきと、もう戻らない日々への哀愁をストレートに描き出す演出が映画業界人の中でも話題となり、第25回新藤兼人賞をはじめさまざまな映画賞を受賞した。　 今回のリバイバル上映は、コロナ禍だった2020年の上映時に劇場に来られなかった観客に、改めてスクリーンで“佐々木”と出会う熱を届けるために企画されたもの。その皮切りとして、9月17日(火) にはTOHOシネマズ日比谷で開催される『TOHOシネマズピックアップ・シネマ Vol.7』での上映が決定。上映後には、共同脚本も手がけた佐々木役の細川岳と、内山監督による舞台挨拶も行われる。 また、2020年の上映劇場である新宿武蔵野館、渋谷シネクイント、池袋シネマ・ロサへの“凱旋”をはじめ、全国各地での上映も決定。併せて細川、内山監督からのコメントも到着した。 ■内山拓也（監督）コメント 『佐々木、イン、マイマイン』がリバイバル上映されます。 公開当時、戸惑いながらも何度も議論を重ね、それでもこの作品だからこそ走り出そうと2020年に公開する覚悟を決めました。 苗村役の河合優実さんが、佐々木、イン、ユア、マインと言っていたことを思い出しました。 悠二の脳内に鳴り響いた“佐々木コール”に、劇場で出逢っていただけますように。 ■細川岳（佐々木 役）コメント 「殆どの見える景色が変わってしまうだろうけど、生涯また思い出すだろう場所がある」 パンフレットの最後に内山がそう書いていた。 公開からたった4年でたくさんの変化があった。これからも変わっていくし、色々なことを忘れてしまうと思う。 自分を見失った時に還れる場所が僕にとっては『佐々木、イン、マイマイン』だ。 映画館でみんなで思いを馳せる機会があることに喜びを感じます。 もう一度映画館で佐々木コールを。 全ての今を生きているきみへ あの頃のおれたちより ＜イベント情報＞ 『TOHOシネマズピックアップ・シネマVol.7』 2024年9月17日(火) 18:00 会場：東京・TOHOシネマズ日比谷 スクリーン7 料金：2,000円均一 ※前売 劇場販売：9月14日(土) 0:00より販売開始（3日前販売・シネマイレージ会員早期販売対象：9月13日(金) 21:00～）