地震と豪雨で二度被害の「道の駅」飲食スペース営業再開 石川・珠洲市
石川県の能登半島の先端・珠洲市にある「道の駅狼煙(のろし)」。 9月の豪雨で1か月以上断水が続き料理の提供などができずにいましたがようやく断水が解消し、1日から料理の提供や名物の豆腐の販売も再開しました。 【写真を見る】地震と豪雨で二度被害の「道の駅」飲食スペース営業再開 石川・珠洲市 珠洲市にある「道の駅狼煙」は能登半島の最先端にある禄剛崎灯台などを訪れる観光客の拠点として知られています。 地震から3か月がたった4月に営業を再開しましたが、9月の豪雨で浄水場が被災し再び断水。名物の豆腐の製造や料理の提供ができなくなってしまいました。 ■「豪雨でまた叩きのめされたような感じ」 道の駅狼煙 坂辰重 事務長 「豪雨でまた叩きのめされたような感じでですね、客足がパタッと減りまして、1ヶ月間ほとんど休業に近い状態」 断水から1か月以上たった10月26日、ようやく水道が復活し、1日から「道の駅狼煙」の看板商品である豆腐の販売が始まると朝から買い求める人が訪れます。 訪れた人は 「ちょっとだけ応援できればなと。こっちにしか売ってないでしょだからたまにしか食べないけど美味しい」 ■当面は、毎週金曜から日曜の週3日営業 飲食スペースも水道が使えるようになり、珠洲産のそば粉を使った「丹生そば」の提供も再開されました。 調理スタッフ・奥平敏雄さん 「40日。(Q豪雨以来のお客さん?)そうですね。 (Q久しぶりの客)緊張しますね(笑)」 訪れた人 「麺が細くて食べやすい感じはしましたね・美味しいです」 道の駅狼煙 坂辰重 事務長 「出来る事を限界はあるんですけど続けて行きたいなと思っています」 道の駅狼煙は当面の間、毎週金曜日から日曜日までの週3日、午前9時から午後3時まで営業します。
北陸放送