ウサギ30匹以上が山中に…何者かが遺棄か 取材中に遭遇 神奈川・逗子市
日テレNEWS NNN
神奈川県逗子市の山の中で、30匹ほどのウサギが発見されました。28日にその現場に行ってみると、複数のウサギに遭遇しました。ウサギは何者かが遺棄したとみられていて、警察が捜査を進めています。 ◇ 「もうこのへんウサギだらけですよ。湧き出るような感じで。ウサギが」 こう話すのは、「サバイバルゲームフィールド GARDEN―Z」を運営する山村利一さん(60)です。「ウサギが湧き出てきた」というのは、神奈川県逗子市の山です。すぐそばには住宅街があります。近くで働く山村さんがウサギを見つけたのは、5日前のことでした。 山村利一さん 「そこの私道まで、ウサギがわちゃわちゃ出てて。車で通りかかったら、ウサギがワッと逃げたんです、こっちの方に」
あとを追った先で目にしたのが、ぴょんぴょんと跳ねる白いウサギ5匹ほど。近づくと、茶色いウサギも出てきて、一斉に逃げていきました。 山村利一さん 「もう数え切れないですね。ざっと見て10匹以上いたのは確認しました」
警察に通報し、約3匹を保護したといいます。 ――まだいる可能性は? 山村利一さん 「まだいる…可能性ってか、まだいますね」 その言葉通り、茂みの中に、白いウサギらしきものがいました。さらに… 記者 「道路のすぐ横の茂みの中にウサギがいます」 取材中に、3匹のウサギに遭遇しました。 ◇ 警察によると、実は逗子市内では先週から、路上や竹やぶなどでウサギが複数発見されていて、その数は28日朝までに30匹以上に上ります。 今月20日に最初に通報した住民の妻 「道路ふちにいたから、捕まえたらしい。そしたら周りにいっぱいいて」 目にケガをしていたウサギもいたといいます。その後、24日、25日、27日と連日複数のウサギが見つかり、警察は捜索部隊を派遣。28日朝も2匹保護され、あわせて30匹以上が見つかっているのです。