【MLB】フィリーズ・シュワーバーが大暴れ 初回先頭弾・9回逆転弾など今季2度目の1試合3本塁打
【フィリーズ10-9ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間9月4日、フィリーズは敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ2連戦がスタート。その初戦は投手陣が16安打9失点と打ち込まれたものの、カイル・シュワーバーが今季2度目の1試合3本塁打を達成するなど、打線が18安打10得点と機能し、10対9で逆転勝利を収めた。フィリーズ6番手のオライオン・カークリングが4勝目(2敗)を挙げ、7番手のマット・ストラームは2セーブ目を記録。ブルージェイズ6番手のチャド・グリーンは痛恨の逆転弾を浴び、5敗目(4勝)を喫した。 【動画】フィリーズのカイル・シュワーバーが31号逆転3ランを放つ フィリーズはシュワーバーの29号先頭打者アーチで先制。シュワーバーは今季12本目の先頭弾となり、アルフォンゾ・ソリアーノが持つシーズン13本のメジャー記録まであと1とした。ところが、先発のタイラー・フィリップスがブルージェイズ打線に捕まり、1回裏にドールトン・バーショの18号2ラン、アディソン・バージャーの7号2ランなどで大量6失点。3回表に2点を返し、4回表にはシュワーバーの30号ソロで2点差に詰め寄ったが、6回裏にブラディミール・ゲレーロJr.の28号2ランで4対8と突き放された。 それでもフィリーズ打線は諦めず、7回表に一死満塁のチャンスを作ると、シュワーバーのタイムリーなどで3点を返して1点差に。そして9回表にはブルージェイズのクローザー、グリーンから無死2・3塁のチャンスを作り、シュワーバーがこの試合3本目のアーチとなる31号3ランを放って逆転した。9回裏二死からレオ・ヒメネスの4号ソロで1点を返されたが、10対9で逃げ切り。シュワーバーは今季2度目の1試合3本塁打を達成するなど、6打数5安打6打点の大暴れだった。