高橋克典、『大岡越前』主演抜てきに感激「チャレンジャーのような思い」 今の時代に時代劇を届ける意義も語る
■「もし続けられるものならばいつまでも頑張りたい」 撮影を終えた高橋は「できることはやり切ったと思っていますが、終えてみて振り返ってみると、自分の中ではすでに課題が山積みです」と襟を正す。 「もっともっと奥深く、彩り豊かな作品にしていける要素はまだまだあるなと。今回やってみての発見もたくさんあったので、それらも自分の中に溜まってきています。また次に演じられるかどうかは、見てくださる皆さん次第なので、たくさん宣伝していただいて、広めていただけるような楽しいドラマになっているといいなとも思います」 高橋といえば、『サラリーマン金太郎』、『特命係長 只野仁』など、様々な人気シリーズで主演を務めてきたが、『大岡越前』も新たな1本になるかもしれない。 「こんなに大きい役が、そうなってくれたらうれしいとは思いますが、僕自身も大岡忠相を演じられたこと自体がまだ信じられないような感じで、ずっとチャレンジャーのような気持ちでいます。もちろん撮影はすごく楽しかったし、有意義でしたし、もし続けられるものならばいつまでも頑張りたいなとは思っています!」 ■高橋克典 1964年12月15日生まれ、神奈川県出身。1993年に「抱きしめたい」で歌手デビュー。その後、俳優として本格的に活動を始め、ドラマ『サラリーマン金太郎』(TBS)、『特命係長 只野仁』(テレビ朝日)などヒットシリーズの主演を務める。近年の出演ドラマに、『正直不動産』シリーズ(22~24)、『舞いあがれ!』(22~23)、『警視庁追跡捜査係-交錯-』(23)、『大奥』(24)、映画『20歳のソウル』(22)、『世界の終わりから』(23)、『劇場版マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』(24)、『明日を綴る写真館』(24)などがある。 (C)NHK