（写真：KAB）

　最終盤を迎えている衆院選。あなたの争点は何ですか？熊本の有権者に聞きました。 田中杜旺アナウンサー 「今回の衆院選では、政治とカネや物価高対策、熊本特有の事情としてはTSMC関連などが争点として上がっていますが、みなさんは何を重視して一票を投じるのでしょうか」 ◇20代女性 「子育て支援。産むのにもお金かかるし、育てるのにもお金かかるし、大きくなるにもお金かかる。子がネックで子育てしにくいなというのはあるのかな」 ◇80代女性 「もちろん社会福祉。年寄りだから。でも年寄りばっかり優遇されても…。若い人がこの頃悪いこと（闇バイト）ばっかりするでしょ、だからその人達を助けてやらないといけんかなと思うけど」 ◇20代夫婦 「僕は防災・復興ですね。何するにしても、災害の救助や復興の取り組みがちょっと遅いのかなと」 「私は物価高。必要最低限のものを買ったつもりでも、前と比べて全然高い。生きていくのがやっとという感じなので（税金の）使うところを、色んな年代の人の話を聞いてから決めてほしい。上ばっかりで決めないでほしい」 ◇50代男性 「憲法改正ですね。周辺諸国が軍事大国化している中、将来考えると、憲法改正して自国の軍隊持つというのが喫緊の課題だと思います」 ◇50代女性 「私は9条を守りたい方なんですけど、自民党的な憲法改正には反対。防衛費のこととかが43兆円とかって言われているけど、医療費や社会福祉の方にまわすべきだと思っている」 ◇50代女性 「医療費に使われる比率が減っているので、そこを改善してもらいたいですし、高齢者の窓口負担とかも増やそうとしているけど誰もが安心して医療を受けられるように社会保障の在り方をもうちょっと考えてほしい」 ◇50代男性 「政治とカネですかね。（不記載議員が）ほとんど非公認になると思っていたけど、それが公認になっているのが、まだ不信感として払拭できいてない。今回は自民党にお灸を据えるという意味で、別の党を支援させてもらった。（政権交代してほしい？）そこまではない。ただ野党党首も言うように、ぎりぎりのところまで、ダントツ1位じゃなくって競ってほしいなと。野党とですね」 ◇80代女性 「また2000万円も、政党助成金をだからおかしいですね。自民党があんまりだらしないから変わらないでしょうけど、ある程度こらしめないと、と思います」 ◇20代男性 「自民党に裏金問題もあったけど、見直してやっていくということなので、信用して」 ◇50代女性 「金権政治と、あとは宗教ですかね。断つには政権交代かなと思います」