大分市「府内城跡」の漆喰壁が一部崩落…江戸時代から残るとされる「人質櫓」、雨がひび割れから染みこんだか
大分市は5日、同市荷揚町の大分県指定史跡「府内城跡」のやぐらの漆喰壁の一部が、崩れ落ちていたことを明らかにした。2日の雨の影響とみられるという。 【写真】霧と光に包まれ、幻想的に浮かび上がる熊本城の天守閣や石垣
市文化財課によると、江戸時代から残っているとされる「人質櫓」の堀側の漆喰壁で、縦約0・7メートル、横約4メートルにわたって崩れた。市民の連絡を受けた職員が4日朝に確認した。
同課は壁のひび割れから雨水が染みこんで崩れたとみており、県文化課と修理方針を協議するという。