三宅裕司「これが伊東さんから教えてもらったこと」 初共演時のエピソードに伊東四朗が一言
コメディアンの三宅裕司さん(73)が31日、舞台の取材会に出席し、喜劇界のレジェンド、伊東四朗さん(86)とのエピソードを話しました。 【画像】『伊東家の食卓』が一夜限りの復活 RIKACO「本当の家族みたい」 三宅さんが登場したのは熱海五郎一座『スマイル フォーエバー~ちょいワル淑女と愛の魔法~』の取材会です。熱海五郎一座は伊東さんが旗揚げした『伊東四朗一座』の“東京の笑い”を継承した形で2006年に旗揚げした一座です。 取材会には三宅さんのほかに、伊東四朗さん(86)、渡辺正行さん(68)、ラサール石井さん(68)、小倉久寛さん(69)、春風亭昇太さん(64)、東貴博さん(54)、深沢邦之さん(57)、松下由樹さんが登場しました。 今回構成・演出を務める三宅さんが、喜劇界のレジェンドと呼ばれる伊東さんと共演する思いを聞かれると、「もちろんいろんな背中を見て、このメンバー全員が伊東さんと一緒に舞台をやるということで、『伊東四朗一座』で集まったメンバーですから。全員で恩返しがしたいなという気持ちでやっています」と伊東さんへの思いを語りました。 続けて、「ボケとツッコミという設定で伊東さんがボケて、(自分が)ツッコむという形が多いので、そのときにきちっとツッコまないといけないなと。昨日舞台稽古をしたときに、伊東さんが後半疲れてきて、本当にボケて立っているんですよ。それがおかしくておかしくて。そこにさらに容赦なくツッコむ自分。これが伊東さんから教えてもらったことだな」と稽古中の様子を明かしました。
■三宅裕司が伊東四朗から教えてもらったこと
さらに三宅さんは「初めて伊東さんと共演したときに、頭を殴ってツッコむっていうときに、“それじゃ弱い”と言って伊東さんが見本を見せてくれたんですね。”こうやって殴るんだ!パシーン!”っていうのを。その痛みを、今思い出しながら伊東さんをツッコもうと思っています」と身ぶりを交えながら話しました。 この言葉に伊東さんから「俺はいったい何者なんだ」という言葉がこぼれ、会場は笑いに包まれました。