汗かき喜びの初出荷 「五郎島金時」形良し味良し初日は6トン
加賀野菜のサツマイモ「五郎島金時」の出荷が21日始まり、金沢市粟崎町4丁目のJA金沢市砂丘地集出荷場に農家8軒が収穫した約6トンが持ち込まれた。市内や高岡市の市場に運ばれ、22日午後にも店頭に並ぶ。 五郎島金時はホクホクの食感と上品な甘さが特徴で、今シーズンは五郎島、粟崎、大野地区の34軒が83ヘクタールで栽培。同JA五郎島さつまいも部会によると、梅雨明けの好天に恵まれて形よく育った。来年5月下旬までに昨年より10トン多い1900トンの出荷を見込む。 忠村哲二部会長(54)は「コロッケやポテトサラダ、焼き芋など何にしてもおいしい」と話した。