「国民の所得倍増を命がけで実現する。これを公約としております」加藤勝信氏の演説・全文掲載【自民党総裁選挙】
事実上の次の総理大臣を決める自民党総裁選挙。愛媛県松山市で、18日、四国ブロックの演説会が開かれました。 【写真を見る】自民党総裁選の候補者一覧 日本のかじ取りや、地方の活性化策について9人の候補者は何を語ったのでしょうか? この記事では、全候補者の9人の演説のうち、加藤勝信氏の演説内容全文を掲載します。 なお、自民党総裁選は今月27日に投開票が行われます。 ■国民の所得倍増を命がけで実現する。これを公約としております。 皆さんこんにちは。 国民の所得倍増を命がけで実現する。 これを公約としております、加藤勝信でございます。私は、ちょうど瀬戸内海を隔てて反対側の岡山の選出であります。 松山、いろんなことを思い出しますけれども、私はすぐ思い出すのは、この近くにあります道後温泉、3000年の歴史、そしてそのシンボルである、道後温泉本館が今年の7月に完全営業をスタートしたとお聞きをしております。 せっかくここに来たんなら、この後候補者全員で温泉入ったらすごく盛り上がるんだろうなと、温泉好きな私は1人思っております。 残念ながら、次の会場の大阪へ飛行機で直行することとなります。 ■危機管理庁、これを是が非でも作りたい 8月8日に宮崎県で震度6弱の地震があり、気象庁は、巨大地震注意という臨時情報を出しました。 この影響を受ける地域に住んでいる皆さん方にとって改めて、その脅威を間近に感じ、そして多くの不安を抱かれたというふうに思います。 もちろん地震への対応、1人1人の心がけも大事です。 しかし、南海トラフなどの大地震は、まさに国が率先して、防災減災、これにしっかり取り組んでいかなければなりません。 今、国として5ヶ年の国土強靱化加速化プラン、これ7年度までです。8年度以降のプラン、これを今年中には必ず実現していきたいというふうに考えております。 また、そうした危機的な状況のときの司令塔機能、これを作っていく必要がある。 どこに備蓄があるのか、どこにスタッフがいるのか。どういうノウハウがあるのか、いろんな情報を一元的に集め、総理をトップとした司令塔機能を強化していく。 そのためにも、危機管理庁、これを是が非でも作りたいと思っております。