今季初安打を放った吉田正尚

●　マリナーズ　4－6　レッドソックス　○ ＜現地時間28日　T-モバイル・パーク＞ 　ボストン・レッドソックスは現地時間28日、敵地でマリナーズとの接戦を制し、2024年シーズン白星スタート。吉田正尚選手（30）は「6番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打で今季初安打を記録した。 　レッドソックスは3回表、2番ラファエル・ディバースの1号2ランで先制。4回には一死一塁から吉田がライトへの二塁打を放ち、追加点を演出するなど、6回まで毎イニング得点。7回に1点差まで詰め寄られるも、8回表に新加入タイラー・オニールの1号ソロで追加点。オニールはこの本塁打で『5シーズン連続開幕戦本塁打』のMLB新記録を樹立。歴史的な一発でマリナーズを突き放した。 　投手陣は、今オフに契約延長した若手右腕ブライアン・ベロが5回2失点と試合を作り、8回には元日本ハムのクリス・マーティン、9回はクローザーのケンリー・ジャンセンが無失点投球。4人のリリーフ投手で逃げ切り、勝利した。 　レッドソックスは、昨季14勝を挙げたマリナーズ先発ルイス・カスティーヨを攻略し、先発全員安打となる11安打6得点。この試合の吉田は4打数1安打。第2打席の二塁打で今季初ヒットを記録した。