柴原瑛菜 逆転勝ちで日本4強入り王手!強豪イタリア撃破まであと1勝<国別対抗戦BJK杯>
ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズ「日本vsイタリア」
女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)は16日、準々決勝の「日本vsイタリア」の第1試合のシングルスが行われ、世界ランク135位の柴原瑛菜が同54位のE・コチャレット(イタリア)を3-6, 6-4, 6-4の逆転で破るとともに、日本は1勝を挙げベスト4進出に王手をかけた。 【内島萌夏vsパオリーニ 1ポイント速報】 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズは昨年優勝国のカナダ、そして準優勝国のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカード(主催者推薦)のチェコに加え、今年4月の予選を勝ち抜いたオーストラリア、ドイツ、イギリス、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、アメリカの計12ヵ国が出場し、世界一の座をトーナメント形式で争うもの。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。 世界ランク15位の日本は1回戦で同11位のルーマニアを2勝1敗で下し準々決勝に進出。一方、同3位の強豪イタリアはシードのため1回戦が免除されており、この試合が初戦となる。 第1試合のシングルスでは柴原とコチャレットが対戦。第1セット、柴原は第5ゲームでブレークポイントを握られるとボレーをミスし先にブレークを許す。柴原はその後6度のブレークポイントを握るもこれを決め切れずにいると、第9ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。 続く第2セット、柴原は第1ゲームで相手の頭上を抜くロブショットを決め先にブレークに成功する。直後の第2ゲームでコチャレットにブレークバックを許した柴原だったが、第9ゲームで再びブレークを奪い1セットオールに追いつく。 そしてファイナルセット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第7ゲームで柴原はブレークポイントを握ると、最後は相手のダブルフォルトでブレークに成功。柴原はこのリードを最後まで守り切り、日本に貴重な1勝をもたらした。 4強入りに王手をかけた日本は、第2試合のシングルスで世界ランク56位の内島萌夏が同4位のJ・パオリーニ(イタリア)と対戦する。 この試合の勝利国は準決勝でチェコとポーランドのどちらかと対戦する。 【日本vsイタリア】 第1試合 柴原瑛菜 3-6, 6-4, 6-4 コチャレット 第2試合 内島萌夏 vs パオリーニ 第3試合 青山修子/ 穂積絵莉 vs S・エラーニ(イタリア)/ パオリーニ 【日本代表メンバー】 内島萌夏 日比野菜緒 青山修子 穂積絵莉 柴原瑛菜 監督:杉山愛
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