「早寝」で全国1位! 長野ならではの理由は?「早起き」は13位に…【長野】
都道府県別の「早寝早起きランキング」が発表され、長野県は「早寝」で全国1位でした。 信州ならではの理由がありそうです。 「全国1位」。 平均寿命やレタスの収穫量などでその称号を得てきた信州。今回新たに加わったのが…「最も早く寝る県」です。 (日本一早寝の県になりました) ■20代 「そうなんですか?全然実感ないんですけどそうなんですね」 こちらは睡眠記録アプリを提供する「bondavi(ボンダヴィ)」がおよそ3万件のサンプルを集計した結果です。 長野県は就寝時刻0時10分34秒で全国1位でした。 皆さんは、何時に寝てますか? ■70代男性 「午後9時か10時ごろですね。何かいいことがあると思って、夜遅くまで若い時は起きていたが、なかなかあまりいいことはなかった」 ■30代女性 「私は10時くらい。子どもがいて一緒に寝ちゃう」 なぜ信州人は寝るのが早いのか。 日本睡眠学会総合専門医の八重樫弘信院長に聞きました! ■ひろ内科医院・八重樫弘信 院長 「若い人は生まれた時に比べると遅寝遅起きになって、年齢が進むにつれて早寝早起きになっていく。農業に従事している人がけっこういらっしゃる。都会と比べて農村部の方が早寝早起きになっている」 ところで今回の調査…「早起き」ランキングでは午前7時2分12秒で13位でした。 日本で1番早く寝るものの、早起きとはいかないようです。 ■30代女性 「寒いですもんね、冬とか寒いと起きられないかもしれないです」 ■専門学生(10代) 「学校もあるので8時には頑張って起きるが、そうじゃないと9時とか10時とかです」 最近、若年層で特に多いのが昼夜が逆転するなど「睡眠時間がずれている人」だといいます。 ■ひろ内科医院・八重樫弘信 院長 「睡眠と覚醒のリズムがずれていて遅く寝れば、当然遅く起きるので途中で起きるのは困難になる。若い人に多いです」 取材したひろ内科医院の八重樫院長に睡眠の質をあげるコツを聞きました。 入浴は就寝の2~3時間前が理想的です。 冬はお湯の温度を高くしてしまいがちですが、熱い湯に長く浸かると体が覚醒して寝づらくなるので、少し汗が出るくらいがいいそうです。 夕食も寝る2~3時間前には済ませておく方が快眠につながるということです。